南米ペルーの空港で謎のミイラが押収されました。

 アンデスの衣装をまとったそれは人型で、身長は数十センチ。細長い手の先には3本の指が生え、前後に伸びた頭部の先には顔のようなものがあり、宇宙人のようにも見えます。

 この物体はその後、専門家による科学的な分析を受けることに。その結果が3カ月経った先週、ついに発表されました。

ペルー法医学研究所 フラビオ・エストラーダ氏
「目の前にあるこれは、この惑星の動物の骨で作られた人形です。はっきり言えば、現代の合成接着剤で組み立てられています」

 ペルー法医学研究所は、この物体が宇宙人だというのは「おとぎ話」だと完全否定しました。

 この会見では、メキシコ議会で去年9月に公開された約1000年前の「宇宙人の遺体」とされる物体についても地球外生命体ではないと発表しています。
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